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「スーパービジネス」 フレイザー・ダハティ著 毎日新聞社

たった五ポンドのフルーツから始めた小さな事業が、フルーツ100%のジャムの会社として大成功するまでのヒストリー。

14歳で事業を始めた本人が、好感の持てる分かり易い表現で語っている。

タイトルはスーパービジネスで、確かにビジネスとして大きな成功を収めた会社の話だが、そこに至るまでの考え方や行動は、スーパーであるというよりプリミティブだ。

何をするにも本人の明確な想いと、なぜそれをするのか?という自分に対する疑問に正直に答えようとする姿勢が貫かれている。

また、ストーリーの力とはどのようなものであるかを知る上でも参考になる。

ストーリーの力は、誰にも奪うことができない資産であり、夢を叶えるオーラのようなものだ。

起業を考えている方や、基本に立ち返って自分の在り方を省みたい方にお勧めの本だと思う。