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「シゴトの渋滞学」 西成活裕著 新潮文庫
渋滞学という分野を切り開いた著者による「効率的な仕事の仕方」についての本である。
学とついているから難しそうであるが、実践にも活用できる内容である。
多くの課題を抱え、パニックに陥っている仕事人にお勧め。
また、主に後半部分に述べられている、著者自身の経験に基づいた、「社会につながるためには、個人は「社会の難問を解決すること」をしなければならない」という意見には説得力がある。
研究者のひとつの生き方として肯定できるし、一般人にとっては、頭の良い人にこのように考えて社会にコミットしていただくことは、たいへんありがたい。
また、新しいテーマを探す方法についても述べられており、これは企業で新規テーマを探索する場合にも活用できるのではないだろうか。
私の仕事の渋滞も、この本でだいぶ解消された。
ような気がするし、気分的に楽になりました。