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「ゲーム・チェンジャーの競争戦略」 内田和成著 日本経済新聞社
「新しい戦い方で業界を大胆に変えていくプレーヤー」、「ゲーム・チェンジャー」の戦略について4類型に分けて解説している。
事例は、大企業についてがほとんどであるが、自営業や小規模企業にも、この考え方は有効だ。
身近にも同じような事例をいくつも見ることができる。
例えば、知らないうちに近くのスーパーで店頭で並ぶ商品やカレーが食べられるようになっていたり、飲食店かと思っていたお店が孫と祖父母の憩いの場になっていたり、近所の薬局で野菜の安売りをやっていたり。
便利だなあとか人が集まってるなあと感じるところには、「ゲーム・チェンジャー」的な要素が満載だ。
立ち位置を変えれば、この「ゲーム・チェンジャー」によって、危うくなっている会社やお店もあるということだ。
経営計画書や事業計画書を考えるときにも、一度、この「ゲーム・チェンジャー」という見方で、会社の現状を見つめなおしてみるのも良い。
案外、自社の強みが見つかったりするかもしれない。